外来の時間はとうに過ぎていた為、急患扱いで対応してもらうことに。
問診を終え、いざ検査台にあがりエコーで子宮の様子を見てもらったのだがおまたの先にやたらと人影が多い。カーテン越しでも透けてわかるほど人が多い。
ああそういえば、「臨床実習に同意する」的な紙に、サインしちゃったな、、、きっと医学部生か研修医か、、、こんなアラサーババアの̪シモを見せてしまうなんて。。。とちょっと複雑な気持ちになりながら、本来数分で終わるであろう内診を10分くらいかけて患者の私に対しての解説と、学生等に対しての解説もろもろ実施してた。
下半身丸出しで、専門用語ばかりの会話で、いつ終わるのかも不明で、とにかく寒かったし具合悪くなってきたからひたすたに早く終われぃ!と念じていた。
まもなくして別の偉そうな先生も登場し説明を受けたのだが当初の見立て通り、子宮外妊娠で間違いないとのこと。
「いつ破裂してもおかしくない」、とここでも言われまじで恐怖だった。
運よく?朝からなにも食べていない私は、当日手術となった。
夕方になりオットも病院へ到着し、手術と入院の説明を一緒に受けた。
やはり卵管の切除が必要とのこと。自分の臓器がなくなること、しかも赤ちゃんを産むために必要な臓器を失ってしまうことへの恐怖と産めないことへの悲しさから、またもや涙が込み上げてきた。でももう後には引けない。運命を受け入れるしかない。人生初の手術をすることとなった。
続く)
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