うちの夫は好き嫌いなく食べ物をよく食べる。人より余計に食べる。

姉の旦那は好き嫌いが多いみたく、ご飯の用意が大変らしい。

その点やはり好き嫌いなく食べてくれるのは、作り手からしてもありがたい。

やや食べ方は汚いものの（テーブルの周りが取っ散らかる）、残さずに食べてくれるし、非常に有り難い。

まあ、残されたら私が悲しみと憎しみを込めた嫌味を言うので、めんどうなことを回避するために無理してるのかもしれないが。

そんな中、事件がおきた。

ついに、、、夕飯を残したのだ。残さずに食べてくれる点が夫としての最大の評価点と言っても過言ではなかったのに。

ちなみに残された食べ物は、いなりだ。いなりが嫌いな人類が存在したことに驚きだ。

なんどか食卓に出したこともあり、異変に気が付かなかった。

しかも残し方が残酷。ごはんの部分だけくり抜いて食べており、いなりの皮だけ残していた。そんな食べ方ある？

おそらく初めて、食べてもらえなかった料理だ。

理由を聞いたが、甘いごはんが苦手らしい。

そうか、そうだったのか。

これからは、ひとりの日にいなりをたらふく食べようと誓った。

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